17日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では147.87円と15時時点(147.57円)と比べて30銭程度のドル高水準だった。東京午後からの強い地合いを保ちながら欧州時間に入っても上げ幅を拡大。一時147.97円まで上値を伸ばし、昨年12月1日以来の高値を付けた。
ユーロドルは下げ渋り。17時時点では1.0870ドルと15時時点(1.0865ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。対円主導でのドル買いを受けて一時は1.0856ドルまで下げる場面があった。ただ、12月英消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、ポンドドルが買い戻されるにつれて1.0870ドル台まで持ち直した。
なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が「夏までに利下げする可能性」と利下げ時期について言及したが、反応は限定的だった。
ユーロ円はしっかり。17時時点では160.74円と15時時点(160.33円)と比べて41銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれる形で円売り・ユーロ買いが活発化。一時160.85円まで上昇し、昨年12月1日以来の高値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.08円 - 147.97円
ユーロドル:1.0856ドル - 1.0885ドル
ユーロ円:159.98円 - 160.85円
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