18日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋る。17時時点では147.77円と15時時点(147.87円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。時間外の米長期金利の低下も重しに最近大きく進んだドル高・円安の調整が継続し、一時147.69円まで下押した。ただ、2020年4月以来の安値水準まで大幅続落していた上海総合指数へ引けにかけて急速に買い戻しが入り、前日比プラスで取引を終えたことも支えに147円後半で下げ渋り、下押しは限定的にとどまっている。
ユーロドルは伸び悩む。17時時点では1.0887ドルと15時時点(1.0895ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。全般ドル高の調整が優勢となるなか、1.0907ドルまでわずかに上値を伸ばしたものの、方向感は出ず1.08ドル後半に押し戻された。
ユーロ円は17時時点では160.89円と15時時点(161.10円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の重い動きが上値を圧迫するなか、ユーロドルの伸び悩みも重しに161円を割り込むと160.84円まで弱含んだ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.69円 - 148.25円
ユーロドル:1.0880ドル - 1.0907ドル
ユーロ円:160.84円 - 161.39円
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