19日午後の東京外国為替市場でドル円は失速。17時時点では148.26円と15時時点(148.65円)と比べて39銭程度のドル安水準だった。日経平均の大幅高や時間外の米長期金利の上昇を手がかりとした買いが継続し、15時過ぎには148.80円まで強含んだ。ただ、昨年11月28日の高値148.83円を前に伸び悩むと利食い売りに押される展開となり、148.20円近辺まで押し戻された。時間外の米10年債利回りが上げ幅を縮小したのも重しとなった。
ユーロ円は上昇が一服。17時時点では161.29円と15時時点(161.73円)と比べて44銭程度のユーロ安水準だった。ドル円につれた動きが続くなか、161.86円まで昨年11月30日以来の高値を更新した後、161.30円前後まで押し戻された。
ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0879ドルと15時時点(1.0880ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.0880ドル前後でこう着相場が続いた。12月英小売売上高が予想を大幅に下回る結果となり、ポンドドルは一時1.2674ドルまで下押した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.94円 - 148.80円
ユーロドル:1.0871ドル - 1.0890ドル
ユーロ円:160.98円 - 161.86円
トレーダーズ・ウェブ