東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は395ドル高の37863ドルで取引を終えた。エヌビディアが4%超上昇するなど半導体株が強く、3指数がそろって場中に上げ幅を広げて高値圏で終了。S&P500が2年ぶりに史上最高値を更新した。ダウ平均も史上最高値を更新している。ドル円は足元148円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて300円高の36300円、ドル建てが340円高の36340円で取引を終えた。
S&P500が強い上昇となって高値を更新してきた。このことはグローバルな観点でリスクオンムードを高める。足元の基調が強い日本株は、米国からさらなるエネルギーを貰う格好で上昇に弾みがつくことになるだろう。ドル円も落ち着いた動きを見せる中、CME225先物は36000円を大きく上回るスタートを示唆している。国内では本日から日銀金融政策決定会合が開催されるが、今回は現状維持が濃厚。結果が発表されるあすも堅調となることへの期待が高く、水準を切り上げて始まった後も強い動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは36100円-36700円。
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