26日の東京外国為替市場でドル円は上値が抑えられた。10時時点では147.56円とニューヨーク市場の終値(147.66円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。1月東京都区部消費者物価指数(CPI)のコア指数が2022年3月以来の弱い水準となる+1.6%となり、市場予想の+1.9%から大幅に下振れた。日銀の早期政策修正が後退するとの観測で、ドル円は147.85円まで強含み、昨日高値147.92円が視野に入る水準まで一時上昇した。もっとも、時間外の米長期債利回りも低下して始まったことや、本日の注目米経済指標発表を前に利食い売りも入り、上値が抑えられた。
ユーロドルは値動き限られる。10時時点では1.0840ドルとニューヨーク市場の終値(1.0846ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。昨日のNY午後の戻り高値1.0852ドル手前でユーロドルは上値が抑えられたが、下押しも限られ値動きは限定的。
ユーロ円は弱含み。10時時点では159.96円とニューヨーク市場の終値(160.15円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇に連れて160.31円まで一時上値を広げたが、日経平均が下げ幅を広げると買いも一服となり上値が重くなった。10時前には159.95円まで弱含んだ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.50円 - 147.85円
ユーロドル:1.0838ドル - 1.0848ドル
ユーロ円:159.95円 - 160.31円
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