29日午後の東京外国為替市場でユーロドルは弱含み。20時時点では1.0819ドルと17時時点(1.0837ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。スロバキア中銀のカジミール総裁が「次の動きは利下げであり、それは手の届く範囲にある」などと発言するなど、欧州中銀(ECB)関係者からハト派的発言が相次いだことが重しとなり、1.0814ドルまで下値を広げて26日安値に迫った。独10年債利回りが低下したことも重しとなった。
ドル円は下げ渋り。20時時点では147.82円と17時時点(147.80円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.09%台に低下したことが重しとなり、一時147.71円まで下落。ただ、下げの勢いが一服すると147.80円台までやや値を戻している。
ユーロ円は軟調。20時時点では159.93円と17時時点(160.17円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。ドル円、ユーロドル共に下値を模索する中、159.83円まで下落して26日安値に並んだ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.71円 - 148.34円
ユーロドル:1.0814ドル - 1.0858ドル
ユーロ円:159.83円 - 160.84円
トレーダーズ・ウェブ