30日の東京外国為替市場でドル円は下値を広げた。10時時点では147.31円とニューヨーク市場の終値(147.50円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。ニューヨーク市場の上値の重さが継続。時間外の米10年債利回りが依然として低下基調なことも重しとなり、昨日安値147.26円を割り込み147.20円まで下落した。その後、仲値前後には147.30円台まで持ち直している。
なお豪ドルは底堅く、対ドルで0.6625ドル、対円では97.57円まで上昇した。12月豪小売売上高(前月比)が-2.7%と弱い結果となったものの、反応は限定的だった。
ユーロ円は下落一服。10時時点では159.69円とニューヨーク市場の終値(159.80円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が売られたタイミングで159.54円までつれ安に。もっとも昨日安値159.42円が目先の支持水準として意識され、豪ドル円の上昇にも後押しされて159.70円台まで下値を切り上げた。
ユーロドルはじり高。10時時点では1.0840ドルとニューヨーク市場の終値(1.0833ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。全般ドル安に傾くなか、1.0842ドルまでユーロ買いドル売りに振れた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.20円 - 147.53円
ユーロドル:1.0830ドル - 1.0842ドル
ユーロ円:159.54円 - 159.84円
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