30日の欧州外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.0838ドルと17時時点(1.0826ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。独10年債利回りが2.25%台まで上昇するのを眺め、20時過ぎに1.0840ドル前後まで値を戻して本日高値に迫った。なお、10-12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は前期比が予想を上回るもゼロ成長、前年同期比は予想通りとなったこともあり、反応は薄かった。
ドル円は上値が重い。20時時点では147.26円と17時時点(147.23円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。欧州市場序盤の下げが一服すると147.55円まで切り返したが上値は重く、その後147.20円台まで再び値を下げた。ユーロドルが小幅ながら上昇したことも重しとなった。
ユーロ円は様子見。20時時点では159.61円と17時時点(159.40円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上げとドル円の下げに挟まれる形で、159円台半ばで方向感が定まらなかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.16円 - 147.55円
ユーロドル:1.0812ドル - 1.0842ドル
ユーロ円:159.22円 - 159.84円
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