5日の東京外国為替市場でドル円は小高い。8時時点では148.46円とニューヨーク市場の終値(148.38円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。前週末からの流れを引き継いでやや買いが先行し、一時148.55円まで値を上げた。
市場の注目は日本時間9時に放送される米CBSニュースの番組「60ミニッツ」でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のインタビューに集まっている。同番組は先週木曜日に収録され、パウエルFRB議長はインフレリスクや利下げのスケジュールなどについて質問を受けたようだ。もっとも、パウエル議長は収録の前日(1月31日)に米連邦公開市場委員会(FOMC)後の定例記者会見を行っており、記者会見から大きく乖離した内容とはならないことが予想されるため、相場への影響も限られるか。
ユーロ円も小高い。8時時点では160.09円とニューヨーク市場の終値(160.07円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。ドル円と同様に買いが入り、一時160.25円まで上昇。前週末高値の160.26円に迫る場面も見られた。
ユーロドルはもみ合い。8時時点では1.0781ドルとニューヨーク市場の終値(1.0788ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準となった。1.0780ドル台でのもみ合いとなり、目先はFRB議長の発言を待つ状態となっている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.33円 - 148.55円
ユーロドル:1.0780ドル - 1.0788ドル
ユーロ円:159.90円 - 160.25円
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