現在値 | ||
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ダイキン工 | 22,775 | -1,030.00 |
オムロン | 5,547 | -1,000 |
キーエンス | 65,880 | -1,980.00 |
三菱UFJ | 1,399.5 | -37.50 |
川崎船 | 6,848 | -52 |
6日の東京株式市場は前日の米株安を受け利益確定の売り圧力が顕在化した。ただ、下値では押し目買いが入り下げ幅は限定的だった。
大引けの日経平均株価は前営業日比193円50銭安の3万6160円66銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は19億1158万株、売買代金概算は5兆274億円。値上がり銘柄数は385、対して値下がり銘柄数は1233、変わらずは40銘柄だった。
きょうの東京市場は目先過熱感から利益確定の動きが優勢となった。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに3日ぶりに反落。パウエルFRB議長のテレビインタビューでのコメントを受け米長期金利が上昇傾向となり、これが目先筋の売りを誘った。東京市場でもここ日経平均は過熱感を伴う上昇をみせており、米株安を受けてその反動が出る形となった。ただ、売り一巡後は広範囲に押し目買いが入り下げ渋った。決算発表を受け輸出主力株が買われたことや、半導体セクターへの活発な物色意欲が全体相場を下支えする格好に。全体売買代金は5兆円を超えるなど活況だった。値下がり銘柄数は1200を上回りプライム市場の74%の銘柄が値を下げる売り圧力の強い地合いだったが、半導体関連などの値がさハイテク株が買われたことで、下げ幅は限られている。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> などメガバンクが軟調だったほか、川崎汽船 <9107> も下値を探る展開に。キーエンス <6861> 、ダイキン工業 <6367> などが売りに押され、オムロン <6645> はストップ安となった。大平洋金属 <5541> 、日本冶金工業 <5480> が大幅安となり、ヤマトホールディングス <9064> も大きく水準を切り下げた。KLab <3656> の下げも目立つ。
半面、レーザーテック <6920> 、ディスコ <6146> 東京エレクトロン <8035> 、アドバンテスト <6857> 、SCREENホールディングス <7735> など半導体製造装置関連が軒並み買われた。トヨタ自動車 <7203> は後場大きく切り返し最高値を更新、三菱重工業 <7011> も活況高。資生堂 <4911> が堅調、JR東日本 <9020> も上昇した。デクセリアルズ <4980> がストップ高を演じ、アステリア <3853> 、ブレインパッド <3655> が急騰、ヤマシンフィルタ <6240> 、チャーム・ケア・コーポレーション <6062> なども値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS
みんかぶ(FX)