13日午後の東京外国為替市場でポンドは上昇。10-12月英失業率(ILO方式)は3.8%と予想より強い結果となり、同平均賃金(除賞与)も予想比上振れの+6.2%となったことを受けてポンドは買いで反応。ポンドドルは1.2656ドルまで上値を伸ばし、ポンド円は189.31円まで2015年8月以来の高値を更新した。
ドル円はしっかり。17時時点では149.59円と15時時点(149.55円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。日経平均の大幅高を支えに149円半ばで底堅い動きとなっていたが、プラス圏に浮上した米10年債利回りの動きやポンド円の上昇にも後押しされ、先週末9日の高値149.58円を上回ると149.65円まで上値を伸ばし、昨年11月27日の高値149.67円に迫った。
ユーロドルは小動き。17時時点では1.0772ドルと15時時点(1.0767ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。同じく欧州通貨のポンドの上昇も支えに1.0778ドルまで高値を更新したが、1.0760ドル台に押し戻されるなど方向感は出ていない。今晩に注目の1月米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、模様眺めムードが強い。
ユーロ円は底堅い。17時時点では161.13円と15時時点(161.01円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ドル円・ポンド円の上昇につられ、161.26円まで高値を更新した。
スイスフラン(CHF)はさえない。1月スイスCPIが予想を下回ったことを受けてCHF売りが優勢となり、ドル/CHFは0.8806CHF、CHF円は169.89円までCHF安となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.27円 - 149.65円
ユーロドル:1.0761ドル - 1.0778ドル
ユーロ円:160.79円 - 161.26円
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