14日の欧州外国為替市場でユーロドルは小安い。20時時点では1.0703ドルと17時時点(1.0707ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢が本格的に参入すると、早期の米利下げ思惑が後退したことを手掛かりに売りが改めて観測され、一時1.0695ドルまで本日安値を更新した。もっとも、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁がECBの早期利下げに慎重な姿勢を示したこともあり、一方的にユーロ売りが進む展開にはなっていない。
ドル円は買い戻し。20時時点では150.59円と17時時点(150.44円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。米長期金利の低下が一服すると、対欧州通貨などでドル買いが進んだ流れに沿って150.60円台まで下値を切り上げた。
ユーロ円は20時時点では161.18円と17時時点(161.09円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。17時過ぎに160.96円まで本日安値を更新したが、その後はドル円の買い戻しなどにつれて161.20円台まで下げ渋った。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.35円 - 150.83円
ユーロドル:1.0695ドル - 1.0719ドル
ユーロ円:160.96円 - 161.53円
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