15日の欧州外国為替市場でドル円はさえない。20時時点では150.04円と17時時点(150.20円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下などを手掛かりに売りの流れが続き、一時149.92円まで下押し。150.00円割れ水準では押し目を拾う動きも見られたが、戻りは限られた。
ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.0734ドルと17時時点(1.0733ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢の本格参入後も方向感の乏しい動きが続き、1.0730ドル台を中心としたもみ合いとなった。なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は早期の利下げについて慎重な姿勢を示したが、相場への影響は限定的だった。
ユーロ円は20時時点では161.07円と17時時点(161.21円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、昨日安値の160.96円を下抜けて一時160.92円まで値を下げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.92円 - 150.58円
ユーロドル:1.0725ドル - 1.0741ドル
ユーロ円:160.92円 - 161.59円
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