アジア株 香港株は大幅続伸、中国の春節消費回復を好感、連休明け中国景気支援策の期待も
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 16280.11(+335.48 +2.10%)
中国上海総合指数 2865.90(休場)
台湾加権指数 18617.40(-27.17 -0.15%)
韓国総合株価指数 2644.61(+30.81 +1.18%)
豪ASX200指数 7655.90(+50.18 +0.66%)
インドSENSEX30種 72401.50(+351.12 +0.49%)
アジア株は台湾を除いて上昇。中国で春節連休中の消費が回復したとの各報道が好感されている。また、連休明けに中国当局が何かしらの支援策を打ち出すとの期待も高まっている。
報道によると、中国フードデリバリー大手の美団の春節1日あたりの平均消費規模は前年比36%増、2019年比では155%増となった。そのほか、連休中の観光消費が2019年比で大幅増、国内宿泊予約は前年比70%以上も増加した。春節中の1日あたりの移動は初めて3億人を超えたとも報じられている。
ただ、不動産セクターに関する明るい報道は今のところ出ていない。香港では春節連休中の民間不動産大手10社の販売が統計開始以降初めて「ゼロ」だったこともあり、中国の不動産市場に対する期待感も薄い。23日には中国1月の新築住宅販売価格が発表される。
香港株は3営業日続伸。中国春節連休中の消費回復報告が好感されており、サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連が上昇しているほか、オンライン旅行代理店の携程旅行網、宝飾品販売最大手の周大福珠宝集団、レジャー向けアパレルの李寧やスポーツウエアの安踏体育用品なども上昇している。龍湖集団や華潤置地、九龍倉置業地産投資、中国海外発展、CG SERVICESなど不動産株は大幅高。
台湾株は軟調、前日に史上最高値を更新したことから週末を前に利益確定の売りに押されている。
みんかぶ(FX)