16日の欧州外国為替市場でユーロドルは底堅い。20時時点では1.0768ドルと17時時点(1.0761ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事が「拙速な政策調整は避けるべき」との姿勢を示したことが相場を支え、18時過ぎには1.0770ドル台まで下値を切り上げた。ただ、この後に1月米卸売物価指数(PPI)などの発表を控えるなか、積極的に買いを進める展開にはならなかった。
ユーロ円は強含み。20時時点では161.79円と17時時点(161.67円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇や欧州株高などを背景に円売り・ユーロ買いが進み、一時161.85円まで本日高値を更新した。
ドル円は動意薄。20時時点では150.25円と17時時点(150.23円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。150.20円台での小動きが続き、相場は動意を欠いた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.83円 - 150.37円
ユーロドル:1.0757ドル - 1.0777ドル
ユーロ円:161.45円 - 161.85円
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