【本日の見通し】ドル高基調意識も、動きは慎重か
ドル高基調を意識する展開。ただ、高値警戒感が出ていることや、本日はそれほど目立った注目材料が見られないことから、動きは慎重なものとなりそう。
ドル円は149円台半ばから150円台にかけてのレンジ取引が続く可能性が高い。
市場は21日(日本時間22日4時)の米FOMC議事要旨(1月30、31日開催分)と、21日NY株式市場引け後(日本時間22日早朝)の米半導体大手エヌビディア決算に注目しており、それまでは為替、株ともに少し様子見ムード。
その他の通貨としては10時15分に中国の最優遇貸出金利(ローンプライムレート・LPR)が発表される。週末に1年物中期貸出制度(MLF)金利が据え置かれたことで1年物のLPRは据え置きが見込まれるが、5年物に関しては据え置きと利下げで見方が分かれている。据え置かれた場合、中国当局の景気刺激策先送り懸念につながる可能性があり、豪ドルなどの売りにつながる可能性がある。
中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート)(2月)10:15
予想 3.45% 前回 3.45%(中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート 1年))
予想 4.2% 前回 4.2%(中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート 5年))
MINKABU PRESS 山岡和雅
みんかぶ(FX)