21日の欧州外国為替市場でドル円は頭が重い。20時時点では149.99円と17時時点(150.15円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.28%台まで上昇したタイミングで一時150.19円と本日高値を付けた。ただ、金利が4.25%台まで低下すると150円を割り込むなど、手掛かり材料に乏しいなかで米金利の動向に左右されている。
ユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.0801ドルと17時時点(1.0810ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。全般ドル買い圧力が高まると一時1.0790ドルと日通し安値を付けたが、ドル買いが一服すると1.08ドル台を回復している。
ユーロ円は失速。20時時点では162.03円と17時時点(162.33円)と比べて30銭程度のユーロ安水準だった。欧州序盤に一時162.38円まで値を上げ、昨年11月28日以来の高値を付けたが、一巡後はユーロドルの下落とともに161.98円まで一転して利食い売りに押された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.85円 - 150.19円
ユーロドル:1.0790ドル - 1.0819ドル
ユーロ円:161.98円 - 162.38円
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