26日の欧州外国為替市場でドル円はじり高。20時時点では150.63円と17時時点(150.45円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。先週後半同様に150円前半で底堅さを示したドル円は、時間外の米長期金利の低下幅縮小の動きも手がかりに150.67円まで上値を伸ばした。もっとも最近の「下値が堅い一方で、150円後半で伸び悩む地合い」は変わっておらず、方向感は出ていない。
ユーロドルは小幅高。20時時点では1.0848ドルと17時時点(1.0832ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。対資源国通貨のユーロ買いも支えに、先週末の高値を上抜けし1.0849ドルまで上昇した。ユーロ豪ドルは1.6571豪ドル、ユーロNZドルは1.7577NZドル、ユーロ加ドルは1.4667加ドルまでユーロ高となった。
ユーロ円はしっかり。20時時点では163.40円と17時時点(162.97円)と比べて43銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の円売りとユーロクロスのユーロ買いを支えに、163円前半で底堅い動きとなり、163.44円まで高値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.29円 - 150.67円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:162.56円 - 163.44円
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