NZ中銀金融政策委員会は、経済が過去1年ほどでほぼ予想通りに発展したことに同意。
総合インフレ率、コアインフレ率、およびインフレ期待のほとんどの指標は低下継続。
しかし、インフレ率は依然として委員会の目標範囲を上回っている。
制限的な金融政策は、生産能力の圧迫の緩和に貢献。
インフレ率を確実に目標値に戻すためには、金融政策は引き続き制限的である必要がある。
昨年の世界成長率はトレンドを下回った。貿易相手国の成長は2024年に鈍化すると予想され、これが世界的なインフレとニュージーランドの輸入価格のインフレをさらに低下させる。
NZ国内経済、過去 1 年間で、生産能力のプレッシャーは大幅に緩和。総需要は現在、経済の供給能力とよりよく一致。
消費者物価指数(CPI)は、2023年第4四半期に4.7%に低下した。これは2022年半ばのピークの7.3%よりも大幅に低いものの、依然として委員会の目標範囲である1~3%を上回っている。
経済はおおむね予想どおりに発展。
全体としてインフレ見通しに対するリスクは2023年11月の声明発表時よりもバランスがとれている
総合CPIが今年第3四半期には目標範囲に戻ると予想、2025年後半に目標中間点の2%に戻る見通しと一致
みんかぶ(FX)