日本時間午後10時半に1月の米個人消費支出(PCE)デフレーターが発表される。大方の予想は前年比2.4%上昇となっており、前年比の伸びが前月の2.6%上昇から鈍化するとみられている。13日に1月の米消費者物価指数が発表されており、予想を上回っていた。1月の米PCEデフレーターも同様の結果になれば、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が一段と後退し、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後10時半には1月の米個人所得や1月の米PCE、同午後11時45分には2月の米シカゴ購買部協会景気指数も発表される。1月の米個人所得は、大方の予想が前月比0.4%増となっており、前月比では24カ月続けて増加すると見込まれ、1月の米PCEは、大方の予想が前月比0.2%増となっており、前月比では3カ月続けて増加するとみられている。2月の米シカゴ購買部協会景気指数は、大方の予想が48.0となっており、前月の46.0を上回り、3カ月ぶりに上昇すると見込まれている。
さらに、日本時間午後10時には2月の独消費者物価指数速報値も発表される。大方の予想は、前年比2.6%上昇となっており、前年比の伸びが前月の2.9%上昇から鈍化するとみられている。
MINKABU PRESS
みんかぶ(FX)