1日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では150.49円と15時時点(150.44円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。東京午前からの地合いの強さが継続された。下押しも150.30円台と限られ、17時過ぎには150.57円まで日通し高値を更新した。
ユーロ円は下値が堅い。17時時点では162.72円と15時時点(162.66円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。強含む欧米株先物を眺めながら、クロス円全般にリスクオンの流れが続いた。17時過ぎに162.81円までユーロ買い円売りが進んだ。ポンド円も190.20円まで上値を伸ばしている。
ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0813ドルと15時時点(1.0812ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円のドル高推移につれて上値は重いものの、一部ユーロクロスの強さに支えられた。
ユーロ/スイスフランは0.9585フランと昨年11月末以来のユーロ高フラン安を記録した。なおスイス国立銀行(スイス中銀、SNB)は本日、12年超SNBを率いてきたジョーダン総裁が9月末に辞任することを公表した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.96円 - 150.57円
ユーロドル:1.0801ドル - 1.0822ドル
ユーロ円:161.95円 - 162.81円
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