【新興国通貨】人民元安強まる、対ドル基準値は８か月ぶりの元安に～中国人民元　このところドル人民元でのドル高元安の動きが強まっている。先週末の市場でドル人民元は６．４５前後から中国市場で６．４７台に。海外市場に入ってさらに元安が進み一時６．５０台後半まで大きくドル高元安が進んだ。　対ドル基準値もこうした動きを受けて大きく元安設定となっており、今朝の基準値は金曜日から３１３ポイント高い６．４９０９と約８か月ぶりの高水準。４日続けての元安設定で、前日の４９８ポイントについて３１３ポイントと大きな動き。この４日間で見ても１１８９ポイントの元安に。　　中国上海でのロックダウン長期化などを受けて、景気刺激姿勢を継続している中国と、積極的な金融引き締めへの期待感が買いにつながるドルとの対照的な姿勢がドル高元安に。ドル円同様に金融政策姿勢の違いが通貨の動きとなっている形。　対円でも元安の動きで先週末中国市場での１９円９５銭前後からの下げが続き１９円６７銭前後での推移に。CNYJPY　19.672　　

　東京外為市場でドル円は１２８．３０円付近まで弱含んだが、週明けの動意は限定的。１２８円後半で上値が抑えられつつも下値は広がっておらず、先週の高値圏を維持。先週は日米財務相が協調介入を協議したとの報道から値動きがやや激しくなる場面があったが、その後の値動きからすると市場参加者はほとんど真に受けていないもよう。　欧州通貨や資源国通貨が対ドルで弱含んでいるなかでクロス円は軟調。ユーロ円は１３８．３３円付近、ポンド円は１６４．２２円付近、豪ドル円は９２．１５円付近、ＮＺドル円は８４．７０円付近まで下落。MINKABU PRESS

26日0:00　マックレム加中銀総裁、議会委員会出席2:00　パネッタECB理事、講演ブリンケン米国務長官とオースティン米国防長官、ウクライナ首都キーウを訪問米主要企業決算コカコーラ※予定は変更することがあります

【英国】ライトムーブ住宅価格（4月）8:01 予想　N/A　前回　1.7%（前月比） 予想　N/A　前回　10.4%（前年比） 【シンガポール】消費者物価指数（3月）14:00 予想　0.8%　前回　0.9%（前月比） 予想　4.7%　前回　4.3%（前年比） 【日本】景気一致指数・改定値（2月）14:00 予想　N/A　前回　95.5景気先行指数・改定値（2月）14:00 予想　N/A　前回　100.9 【ユーロ圏】ドイツIfo景況感指数（4月）17:00 予想　89.0　前回　90.8※予定は変更することがあります

週明けのドル円は若干円安優勢=東京為替　朝のドル円は128円70銭前後。先週末終値の128円台半ばから若干のドル高円安。フランス大統領選決選投票での原色勝利などを受けてリスク警戒若干後退。

フランス大統領選　マクロン大統領の再選が確実　２４日に行われたフランス大統領選の決選投票において、現職のマクロン大統領が再選を確実にしたと複数の仏メディアが報じた。ルペン候補は敗北を認めている。