株高など受けて円売りの動きが優勢に=東京為替　ドル円は128円40銭台での推移。寄り付きから東京株式市場が堅調な動きを見せており、円売りの動きを支えている。ドル円は昨日の海外市場で127円台半ば割れまで調整が進み、朝もやや不安定な動きを見せたが、東京午前はしっかりとなっている。ユーロ円が139円20銭台を付けるなど、円売りが全般に目立っている。USDJPY　128.43

　東京外為市場でドル円は堅調。前日は調整安となり１２７円半ばまで下落したが、本日は１２８．５１円付近まで切り返している。日米の金融政策見通しの乖離や日本経済の弱体化が円売り・ドル買いを後押ししている。　長期間に渡って日本の平均賃金が上昇していないなか、供給不足を背景としたインフレ高進が景気を圧迫しているほか、他の主要国と異なりコロナの感染対策を優先するあまり経済活動の正常化が蔑ろにされている。コロナ予算７７兆円（令和２年度）が国民負担として跳ね返ってくる見通しであることも日本の景気見通しを圧迫。７７兆円は東日本大震災の復興予算の約２倍である。　ユーロ円は１３９．２６円付近、ポンド円は１６７．７０円付近、豪ドル円は９５．５８円付近まで強含み。円売り意欲が根強い。MINKABU PRESS

中国人民銀行　人民元中心レート　1ドル＝6.4098元（前日比0.0102）過去5営業日の推移22/04/20　　6.399622/04/19　　6.372022/04/18　　6.376322/04/15　　6.389622/04/14　　6.3540

　USD/JPY　EUR/USD　EUR/JPY　GBP/USD 1WK　13.03　9.76　13.14　6.93 1MO　10.79　7.90　10.56　7.08 3MO　10.12　7.59　10.23　7.29 6MO　9.71　7.48　10.09　7.64 9MO　9.47　7.44　10.01　7.83 1YR　9.35　7.47　10.02　7.95 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　GBP/JPY　AUD/USD　USD/CHF 1WK　11.22　9.59　8.27 1MO　10.43　10.06　7.49 3MO　10.42　10.33　7.35 6MO　10.44　10.50　7.37 9MO　10.44　10.64　7.36 1YR　10.48　10.72　7.41 東京時間09:57現在　参考値 ドル円の短期ボラは昨日の２円弱という調整もあり、上昇傾向。１週間物で１３％台。

テクニカルポイント ドル円　129円手前がポイントに 128.95　ボリンジャーバンド　2σ上限（21日間） 128.60　現値 127.81　エンベロープ1%上限（10日間） 126.71　一目均衡表・転換線 126.54　10日移動平均 125.28　エンベロープ1%下限（10日間） 124.61　21日移動平均 123.89　一目均衡表・基準線 120.26　ボリンジャーバンド　2σ下限（21日間） 117.23　100日移動平均 116.86　一目均衡表・雲（上限） 116.30　一目均衡表・雲（下限） 114.42　200日移動平均 ボリンジャーバンド2シグマ上限が控える129円手前がポイントに

G7なども影響、ドル円はしっかり=東京為替　ドル円は128円60銭台まで。G7後の財務大臣の為替レートは市場に任せる、為替は主要な議題ではなかったなどの発言が円売りを誘ったとみられる。USDJPY　128.63